3月を

はじめに

今月も月末になったので1ヶ月を振り返ろうと思います。今月は仕事面では1月からの環境の変化に徐々に慣れてきたという感じです。少し余裕が出てきたように思います。
プライベートでは、毎日やると決めたことをできてないことが数日あるものの概ね日々やるべきことはできているように思います。また、大学院を卒業して4月から就職する大学時代の友人が研修で東京に来るということで一緒に鎌倉に観光に行くなどもしました。
マクロ経済の面では、日銀がマイナス金利を解除し利上げを行いました。とはいえ、インフレが進んでいた欧米と比べればかなり緩和的であるため、円高にはならず1ドル150円を超えるような状況が続いています。

 

 

お仕事

1月から新しい期がスタートして仕事内容も新しくなり慣れない日々が続いていたのですが、3月になって少し慣れてきたように思います。スクラムマスターを1月からやることになり右も左も分からずもがいていた感じでしたが、徐々にコツを掴み始めてきました。慣れてはきたのでこれからはより良くできるように工夫などをしていきたいと思います。開発面ではリリースなどを直近に控えているものはないので、プレッシャーがかかるということは無くなりました。ただ、最近技術的に難しいと思っているのは非同期処理です。コード上に非同期処理をしているだろうと思われる部分がいくつかあり、それがどのような挙動で動いているのかがなかなか掴めていません。これに関しては小さいコードを手元で動かしてみて非同期処理のメソッドがどのように動いているかを試しながら理解を深めています。例えば以下のようなドキュメントを見たりしながら色々と試しています。非同期処理自体はこれまで馴染みがなかったので、これをきっかけに理解を深めていこうと思っています。

docs.python.org

 

 

競技プログラミング

今月は9ACしました。3月を終えて今年は25ACできているので予定通りに進んでいます。問題の難易度も少し考える必要のある問題も解けているのでいい傾向だと思います。今年1年で100ACを目指して引き続きやっていきたいと思います。

 

 

マクロ経済

今月は日銀が利上げを行い、2016年から続いた世界でも異例のマイナス金利政策が終了しました。2013年に黒田さんが日銀総裁に就任してから緩和的な政策を行ってきたのですが、2021年あたりから欧米はインフレを退治するために利上げを行い、日本との金利差が拡大したため日本円の価値は暴落しました。2021年あたりから円安が急激に進行しましました。2021年1月には1ドル103円でしたが、2022年の10月には1ドル148円までになりました。日本円の暴落したためか日銀の緩和的な金融政策が問題視されるようになりました。そこで日銀は、2022年の12月に10年国債金利を0.25%に抑え込んでいたのを0.5%まで許容するようにしました。さらに2023年の7月に0.5%を越えを容認し、2023年10月には1%越えを容認にするなど長期金利のコントロールを緩める方向へ政策を変更してきました。
今回のマイナス金利変更も同じような流れで、2013年からはじまった緩和的な政策を徐々に終了させようとしているのだと思います。とはいえ植田総裁は緩和的な政策を行うと言っており、市場も日銀はすぐに大幅利上げをするとは考えていないようです。そのためマイナス金利終了後も1ドルは150円前後を推移しています。

 

その他

大学院を卒業した友達が研修のため東京に来ていたので会いました。せっかくなので鎌倉で観光することにしました。鎌倉の鶴岡八幡宮由比ヶ浜に行きました。鶴岡八幡宮の周辺は古き良き街並みといった感じがよかったです。由比ヶ浜はかなり長いビーチでした。個人的には海を見るのが好きなので行けて良かったです。天気もかなり春らしいいい天気でした。気分転換になりました。

 

 

終わりに

今月は少し疲れているためか短めになりました。テックネタを書こうと思っていたのですが、準備不足で書けませんでした。非同期処理ネタが自分の中では現在ホットなので来月はそれを書いていこうかなと思っています。

2月を振り返る

はじめに

2月も月末(執筆時: 2/25)になったので月の振り返りをやろうと思います。今月は仕事において新しいチャレンジが積み重なり少し大変だったという気がします。プライベートの方はちゃんと自分で決めたことをやれているので、まずまずという感じでした。マクロ経済の方は、アメリカのインフレが再燃している疑惑がある一方で、NVIDIAを代表とするAI関連の株価が決算が良好だったこともあり上昇しており米経済全体としても上昇傾向にある、という感じです。

 

 

お仕事

先月も書きましたが、1月から新しい期が始まり組織体制や私自身の仕事内容も変わってきています。その変化による疲労が見え始めたというのが2月だったという気がしています。去年までは仕様に従ってコーディングだけやっていればいいという感じでしたが、今年からは人と関わって仕様のすり合わせをしたり、実問題に対してまずどういう解決法があるかを探ったりとこれまでよりも不確実性の高い曖昧な仕事が増えてきています。それは新しいチャレンジということで楽しい面もある一方で、困難だと思えるようなこともたくさんあり、徐々に疲労が溜まってきているのを実感しています。ただ幸運なことに2月は3連休が2回あったため、回復する機会を得ることができたのでよかったです。
疲れてくると作業が雑になってくることが多く、そこは自分の課題だなと感じたので、疲れてきたら一旦作業を止めるなど対策していきたいです。(それくらいの余裕があればの話ですが....)

 

 

テック系の話

今月からテック系のネタを一つ入れようかなと思っています。今年の目標はテックブログを書くということでもあるので、その目標のための第一歩ということで毎月のこのブログにテック系の小ネタを挟んでいこうと思っています。

今日はネットワークの基本であるNAT(Network Adress Translation)・NAPT(Network Adress Port Translation)について書こうかと思います。

NATというのは、Network Adress Translation(日本語ではネットワークアドレス変換?)の略でグローバルIPアドレスとローカルIPアドレスを変換する技術のことです。

まず、IPアドレスとは何かというとインターネットにつながる機器を特定するためにそれぞれの機器に割り当てられた数字です。その数字から機器を探し当てるのでインターネット上の住所(アドレス)と考えることもできます。具体的には192.168.22.10のようにコンマで区切られた数字で表現されます。

このIPアドレスは、大きくグローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの2つに分けられます。
グローバルIPアドレスとはインターネット上で使われるIPアドレスです。インターネットに直接つながる機器に割り当てられ、それぞれの機器を識別するためにインターネットでユニーク(一意)な値が割り当てられる必要があります。つまり、同じアドレスが機器Aにも機器Bにも割り当てられないということです。
一方でローカルIPアドレスはLAN(Local Area Network)内で使われるアドレスです。LANは以下の図のように家庭や企業などで用いられ、インターネットからは切り離されたプライベートなネットワークを指します。グローバルIPアドレスは広いインターネットで機器を識別できるようにそれぞれの機器にインターネット上でユニークな値が割り当てられましたが、ローカルIPアドレスはLAN内の機器を識別できればよいのでLAN内のそれぞれの機器にユニークな値が割り当てられればよいです。たとえば以下の図のように自宅と会社がそれぞれのLANを使っていて、自宅のLAN内のパソコンと会社のLAN内のパソコンのローカルIPアドレスは同じであってもよいということになります。
(下の図だと自宅のパソコンも会社のパソコンも192.168.1.2という同じローカルIPアドレスを使っていますね。異なるLANであればアドレスが被っていても問題ないのがローカルIPアドレスの特徴です。)

用語集 「IPアドレスとは?」
https://cman.jp/network/term/ip/

このように全ての機器をダイレクトに広大なインターネットにつなぐのではなく小さなLANを作ってLAN内だけのアドレス(ローカルIPアドレス)を作ることで、IPアドレスを効率的に利用することができます。

 

ただ、ローカルIPアドレスはLAN内の端末(パソコン・タブレットなど)を区別することはできても、インターネットの中ではユニークではないので(先程の例のように他のLAN内でも同じIPアドレスが使われている)アドレスとして使うことができません。
なので、LAN内の端末がインターネットにアクセスするときはローカルIPアドレスからグローバルIPアドレスへ変換を行います。そこで用いられる技術がNAT(Network Address Translation)です。NATがローカルIPアドレス<->グローバルIPアドレスの変換を行うことで私たちはLAN内のネットワークの中にいてもインターネットにアクセスすることができるのです。変換方法は、NATテーブルというローカルIPアドレスグローバルIPアドレスの対応を表したテーブルを利用することで変換を行います。

ただ、ローカルIPアドレスグローバルIPアドレスを一対一対応させるだけでは、グローバルIPアドレスは結局LAN内の端末の数だけ必要になります。そこで登場するのがNAPT(Network Address Port Translation)です。NAPTはポートとIPアドレスを使用することで、1つのグローバルIPアドレスで複数の端末を区別することを可能にしました。

具体的には以下のようにグローバルIPアドレスXにポート番号α(=2000, 3000, 4000)を加えることで、グローバルIPアドレス1つで複数の端末のローカルIPアドレスに対応させることができます。

LANとインターネットの間でIPアドレスを変換、ルーターが備える「NAT」とは https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01842/092000046/?P=2

以上が、NAT・NAPTの説明です。NAT・NAPTはルーターに備えられている技術で、上で説明したのはNATの最も基本的な部分です。実際は、端末ではなくアプリケーションごとにポート番号が必要になってきたり、ポート番号が足りなくなるので普段使わないような対応表は消すなどの設定が組み込まれています。そのあたりの詳細はここでは触れませんが、もう少し学んでまた別の機会に書くかもしれません。

 

 

競技プログラミング

今月は8ACしました。週に2ACのペースなので計画通り進んでいます。入力データが大きくてTLEになるなどGo言語でやっているが故に少し苦戦する部分もありましたが、そういうのはGo言語や情報基礎のいい学びになるなと思います。いつも使っている入力はバッファリングしないためにTLEになっていたので、バッファリングを行って入力を行うことで高速化ができました。(あまり仕組みはよくわかっていないので、バッファリングがどういうものか、なぜ高速になるのかはまた今度深掘りしたいと思います)

 

atcoder.jp

qiita.com

 

 

マクロ経済

1月から変わらず1ドル150円前後で推移しています。米国の消費者物価指数というインフレの加速具合を見るのに役立つ指数が発表されたのですが、これは市場予想よりやや上回りました。この結果からインフレが思ったより根強いということで利下げは予想より少し遠のいたように思います。
また、今月はNVIDIAが決算ということもあっていつも以上に注目されていたように思います。市場予想を上回る決算でさらに株価が上昇するという結果になりました。最近のAI・半導体関連銘柄の上昇は本当にすさまじいです。個人的には、NVIDIAは2021年くらいにはバイト先で使うなど身近にあったし、AIの学習に計算パワーが必要だということはぼんやりと分かっていたので、買っておけばよかったと思うなどです。テクノロジーに対する理解が浅かったし、先を見通すのは難しいなと改めて思いました。

 

 

終わりに

今月はいつもと違ってテック系の小ネタを挟んだせいか文字数が3500字を超えそうです。テックに関して書くことでテックへの理解が深まるというのを今回感じたので継続していきたいと思います。あと、テックだけの記事も書いていきたいと思っているので、その準備も進めていきたいです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

1月を振り返る

はじめに

2024年1月を振り返りたいと思います。その月の最後の週にその月を振り返るという運用にしました。去年は次の月の2週目か3週目かの土日に前の月の振り返りブログを書いていたのですが、2週間も経つと前月のことをかなり忘れているので月末にその月を振り返ることにしました。この運用にしたために2023年の12月は振り返る機会がなくなったので、このブログで少し12月の振り返りも入れるかもしれません。

 

 

お仕事

まず2023年の12月は配属されてから5ヶ月目で、4ヶ月で学んだことの集大成を成果として出すというような月だったと思います。成長を実感するところがある一方で、やはりシステムとして理解できていないところも多いなと感じさせられました。ただ、システムとして理解できていないところをコードや仕様書を読んで理解する力に関してついたと思うので、APIの実装やテストについて自走はできるようになってきていると感じます。

 

そして2024年の1月がはじまり、決算月が12月である会社も新しくスタートを切ったという感じがしています。今期の予算の説明があったり、どういう事業・プロダクトに力を入れていくかなどの方向性の説明も経営陣から行われました。

自分個人の変化としては「もはや新卒ではなくなった」という感じがしています。これまでは、人に相談して何かを決めることも多く、最後は守ってくれるみたいな面があったのですが、段々と自らで決めて自らで責任を取るという面が増えてきているように感じます。これに関してはポジティブに捉えていて、責任が増える一方で自分で決めれる部分が増えるというのは楽しいしやりがいもあることだと思っています。失敗したら自分に降りかかってくるわけですが、それを反省しつつも成長の機会だと捉えられるかどうかが肝だと思っています。

また、主体的に動くといったことも求められているように感じます。これまでのように仕様が与えられてその通りに実装・テストを行うのではなく、仕様を定める段階からやっていくことになるので企画や開発のメンバーとの仕様の擦り合わせなどもやっていく必要があります。そういう時に疑問に思ったりこうした方がいいのではないかと思った時は、主体的に相手とコミュニケーションをとっていくといったことが求められます。仕様に矛盾や無駄があると企画や開発のメンバーの生産性やモチベーションを下げることにもなるので、しっかりと自分で考え抜いて決断するということをやっていきたいと思います。

 

 

競技プログラミング

今月は8ACできました。月の目標を8AC、年の目標を100ACとして掲げています。今月は月の目標を達成できたのでよかったのではないかと思っています。余裕があれば難しい問題にも挑戦して、質の方も上げていきたいと思っています。

 

 

年末年始休暇

社会人になってからはじめての年末年始の休暇でした。1/4, 5を有給取得したので、12/30~1/8の10連休でした。12/30,31は大掃除・放置していた家具の組み立て・2023年の振り返り・決算などをして、12/31の夜行バスで実家の大阪に帰りました。実家ではゆっくりしていました。東京に来てから運動不足だったので近くの大学のトラックで400mを走ったり、家族で初詣・墓参りに行ったり、中高の友達と会ったり、親戚に会ったりしていました。兄弟とも数ヶ月ぶりに会いました。仕事も家事もしなくていいので楽だなと思いました。

1/5には大阪を出発し、乗車券のみを買って新幹線を使わずに東京まで帰ろうと思いました。1/5は電車で1泊目のホテルがある賢島まで電車で行きました。途中は安土で下車して安土城跡を散策するなどしました。名古屋から賢島までが思ったよりも時間がかかる上に電車の本数も少なく賢島のホテルに着く頃には夜10時くらいになっていました。

さらにホテルで寝ていた時に嘔吐と下痢をし、体調がかなり悪くなっていることに気づいたため、1/6は朝から特急を使って名古屋まで戻り、名古屋から新幹線を使って東京に帰りました。

体調が悪かったというのはあったのかもしれませんが新幹線を使わずに長時間にわたっての電車での移動はかなり大変だということに気づきました。18切符などを使って途中下車しつつ旅行するというのに憧れていたのですが、今後それをやるというのは難しいかもしれません。しかし、18切符も5日連続で使う必要はないので3連休の1日を使って日帰りで18切符を使ったり1泊2日で使ったりするのはアリかなと思いました。

この体調不良は1月の半ばまで続きました。年末年始に少し食べ過ぎたかもしれません。去年の11月くらいも胃腸をやられているので、食べ過ぎや疲労には気をつけないといけないと思いました。

 

 

マクロ経済

ドル円は1月から以下のように推移しています。1/1は141円でスタートしたものの年始から急激に円安方向へと進み、1/28時点では1ドル148円となっております。

1月からのドル円の推移(1/28時点)

この原因は以下の記事によると、2つの理由があるということです。
1つは米国のインフレがまだ根強く利下げがないという見込みからドル高になったということと、もう1つは1/1に起きた能登半島地震を受けて日銀が1月にYCC修正をしないという見方が広がったからというのが理由です。
日本の低金利への動きと米国の高金利への動きという2022年からの動きが再燃し、一時的に1ドル140円まで戻した為替相場がまたしても円安方向へと戻りました。

jp.reuters.com


またこの記事の後半ではこれまでの「有事の時の円高」という現象が見られなかったことについても触れれています。これまでは、災害や戦争などが起こるとリスク回避のために安全資産とされていた円が買われて円高方向に進むということが見られました。しかし、今回はそれが起こらなかったということです。円が安全資産ではなくなったということです。
そのようになった理由としては、日本の貿易収支の赤字の常態化・欧米が高金利になる中での低金利・政府が抱える多額の債務、などが挙げられています。特に自分としてこの事実について意見はありませんが、日本の円安の理由や世界での立ち位置の変化などは認識しておいた方がいいように思いました。

 

 

2024年やること

以下の記事でも書きましたが、年末年始に2023年やったことを振り返って2024年に何をしていくかなどを決めました。そのことについて書きたいと思います。

theta00.hatenadiary.com

 

2024年はこれまで以上に「習慣の年」になると思います。これまでも習慣を大事にしてきましたが、今年はさらに重要視することになると思います。Habitifyを導入して習慣の進捗を可視化したり、1つ1つの習慣に対して目的を明確にしてそれを継続することでどうなりたいかなどを言語化しました。そうすることで、自分のやってきたことを可視化できたり、何のためにやっているかを常に意識することができると思います。

具体的に2024年に習慣としてやることは
アニメ・体幹レーニングとストレッチ・毎日の振り返り・英単語・(テック)ブログ・競技プログラミング・読書・英会話です。
読書と英会話は現在まだ時間を取れておらず、1年の間に途中からでもいいので習慣にできたらいいなと思っています。それ以外はやっています。
習慣は定めましたが、優先順位・目的・やるべきことなどは1年の中でも変わっていくとは思うので、そこは柔軟に対応していきたいです。

 

習慣以外ではお金の管理を去年以上に正確にやっていきたいです。去年の決算をしている時に数字が全然合わなくて困ったので今年はそのようなことはないようにしたいと思っています。これも習慣化と同じくツールなどを導入することで仕組みで解決していきたいと思っています。

 

 

終わりに

1年のはじめだったせいかかなり長い記事になりました。今回はかなり書くのに苦戦しました。これを書いていいのか、この文章は冗長ではないか、この内容は必要なのか、など色々と書きながら悩んでしまいました。ちょっと調子悪いのでここで終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

11月を振り返る

11月を振り返りたいと思います。

 

お仕事

研修が終わり現場配属されてから11月で4ヶ月目です。かなり仕事の進め方自体には慣れてきたと思います。コードの読み書きが徐々にですが早くなってきていると思います。

複雑なAPIやメソッドを読むのが辛いですが、それらのテストコードを読むことでどのような処理をしようとしているのかを掴むことが理解の第一歩だと気づきました。テストコードやテストケースは関数やAPIへの入力に対してどのような出力が正しいのかということを表します。なので、その関数やAPIがどのような処理をするのかというのをデータレベルで表します。関数やAPIの挙動を日本語などで表現することも重要ですが、日本語での表現に加えてテストケースも加えるとより分かりやすくなるという気がしています。

また、エンジニアとして成長するためにコードの読み書き以外でできるようになりたいことは、インフラ周りの知識をつけることです。これはTerraformやAWSダッシュボードを眺めることで、構成図などを自分の頭の中で描けるようになるくらいにしたいと思っています。インフラを理解することでやっとシステムの全体像を理解したと言えるのだと思います。また、何か障害などが発生した時もインフラ側の原因なのかアプリケーション側の原因なのかなど分かっておいた方がいいと思うので、自分はアプリケーションのエンジニアですが最低限はインフラを理解しておきたいです。

 

競技プログラミング

11月は7問解きました。700ACまであと10ACまで迫ってきました。だいぶ先が見えてきて嬉しいです。この調子でできれば年内に700ACできると思います。AC数だけでなく解いた問題の難易度も大事ですが、とりあえず今はAC数を指標にしてやっていきたいと思います。

 

旅行

今月は大学時代の友達と旅行に行きました。11/23(木)が勤労感謝の日で金曜が普通の平日だったので、金曜に有給を取って11/23, 24, 25の3日間で岐阜の高山・白川郷下呂温泉あたりを中心に観光しました。友達は大阪にいて自分は東京に住んでいるので、富山に集合して電車で岐阜へ下り、最後は名古屋で解散するという一風変わった旅行になりました。岐阜はいったことはあるものの、岐阜城関ヶ原など中心部だけで北の方は行ったことがないので行けてよかったです。ゆっくりした旅行ができたかなと思います。たまには旅行に行って羽を伸ばすべきだなと思いました。

 

マクロ経済

11月も相変わらず1ドル150円近辺で推移していました。しかし、今この記事を書いている12/17(日)現在は1ドル142円で一時期と比べれば円高方向へ進んでいます。アメリカのインフレが収まり利下げへと向かうのではないかという予想が出てきたためだと思います。既に米国の10年国債金利などは11月から下落トレンドにあり、12/17(日)現在では利回りが4.0を切るところまできています。ただこれもインフレが収まるかどうか次第ではあるので、インフレの動向は見ておきたいです。

米国の10年国債金利: 10月半ばをピークにして下落トレンド

 

 

 

2023年も残すこと2週間くらいになっているので、2023年の振り返りはしつつ2024年に向けてやっていきたいことを考えていきたいと思っています。

 

2023年できたこと

まず2023年でできたことを振り返りたいと思います。仕事以外での人間関係・スポーツ・旅行・お仕事・1人暮らし(自炊・家事など)・競技プログラミング・月一のブログ・博打(マクロ経済)は結構できたのではないかと思います。

以下、主要なものをピックアップしてコメントしていきます。

- 仕事以外の人間関係
フットサルなどスポーツを通して自分としては積極的にいけたという気がします。

- お仕事
これは一番大変で最もリソースを使っている部分ではあります。当然うまくいかない部分もあったり成果という意味では理想からはほど遠かったりするものの、ちゃんと半年以上継続してやっており自分の中でも成長が見られるという点でよかったと思います。

- 1人暮らし
これもはじめてだったので大変でしたが、掃除や洗濯などは意外と楽しいのだと気付かされました。普段のお仕事がすごく頭を使うし時間をかけても思うようにいかない事が多々あるので、掃除や洗濯といった一定時間をかければ必ず完了するタスクをやることで自己コントロール感のようなものが養われて精神衛生的によかったです。

- 競技プログラミング
これは趣味ですが、700ACという目標を掲げてそのために少しずつ進むという計画性を養う上でよかったと思います。先ほどあげた家事と同じように簡単な問題であれば一定時間をかければ解けるので、小さな成功体験を積み上げるという意味で精神衛生的によかったと思います。

- 月一のブログ
これは趣味のようなものですが、本当にやっておいてよかったなと思います。定期的に自分がやっていることを振り返って言語化することで自分の行動をメタ認知できるようにもなりますし、キャリアの棚卸しにもつながるような気がします。月一という大変すぎない頻度もよかったです。
ただ、仕事に関してはかなりインプット量が多かったので、個人的に週一くらいで振り返ってもよかったかもしれません。これは今後できそうであればやっていきたいと思います。

- スポーツ
フットサルなどは社内・社外ともに頻度は少ないですがやれたのは人との交流という意味も含めてよかったです。体幹レーニングも週2くらいでやったりもしています。柔軟性がないので、今後はストレッチも週2くらいで取り入れていきたいと思います。

 

これからやっていきたいこと

2023年やりたいと思っていたけど、できなかったこともありました。

- 平日の仕事前の時間に自分のやっていない領域の技術を学ぶこと

- 週1で自分のやった仕事を振り返る

- 週1くらいで出社すること・仕事での人間関係

- テックブログを書く

- 英会話

- WSJを読む

- ストレッチ

ざっと思いついただけでもこれだけありました。年末年始あたりにもうちょっと考えて、優先順位や開始時期なども含めて考えていきたいと思います。体力や気力には限りがあるので、必要であれば現在やっている優先順位が低いことを削るということもやっていきたいと思います。

 

最後に

今月も月一のブログを書けてよかったです。最近すごく疲れているので、このブログを書く前は書けないのではないかと思っていましたが、書いているうちに楽しくなってくるといういつものパターンでここまで書けました。しっかりと月一で振り返って整理することで年末に「あれもできていない・これもできていない」という焦りも少なくなると思います。

ということでおそらく今年最後の記事になるとは思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

10月を振り返る

10月を振り返りたいと思います。

 

  • お仕事

仕事は進め方などは慣れてきており9月に引き続き新規機能の開発をしていました。

かなりコードを読むのには慣れてきたように思います。

 

 

今月印象的だった出来事といえばPyConだと思います。

10月末にPyConがあり、会社がスポンサーをしていた関係もあって、はじめて参加しました。仕事はバックエンドを担当しており、主に言語はPythonを使っているので、少しは学ぶことがあるのではないかと思いました。実際は、セッションなどを聞いていてもなかなか難しく、知らない領域はほとんど分かりませんでしたが、そういう領域もあるということを知れたのは良かったと思います。そもそも知らない領域は調べようとも思わないので、そういう領域の存在を知れるのはこういうカンファレンスならではの醍醐味な気がしています。


個人的に印象的だったのが、「Pythonで学ぶバイナリの世界」というものです。バイナリなんて縁のない世界だと思っていましたが、それを読んでいる人もいるのだなと思って感心していました。バイナリを理解すればコンピュータのお気持ちをより理解できるようになり、よりよいソフトウェアを生み出せるのかもしれない、と思いました。もしくは、なにかバグが生じた時にその原因や解決方法がわかるようになるのかもしれない、とも思いました。


正直、今すぐバイナリについて学ぼうとは思いませんが、将来何かのきっかけでバイナリともう一度出会うかもしれないので、その時は2度目ということで完全な未知ではないので、抵抗も薄まっていると思います。この程度の変化ですが、また何かのきっかけで興味を持ったり、理解が深まったりすると思います。なので、今回これを聞けて良かったと思っています。

github.com

 

 

もう一つ聞いて全く分からないなと思ったのが、以下の「自作パケット処理系〜」というものです。上のバイナリの話もそうですが、自分は前提としてコンピュータの低レイヤーの世界を覗いてみたいという気持ちが少しあるようです。一応大学でCSを学んでいたというのが影響しているのかもしれません。こちらは、さくらインターネット関連の会社の方で、さすがインターネットの会社さんだなと思わせるような内容でした(ほとんど分かりませんでしたが)。そして、最近自作パケットを作るのが流行っているらしいです。世の中いろんな界隈があるんだなと思いました。

自分も個人的は「自作〜」を作ってみたいという気持ちはあります。「自作CPU」「自作OS」「自作コンパイラ」「自作DB」「自作ブラウザ」...などまあ色々とあると思いますが、一番興味があるのは「自作OS」ですかね。。その類の本が豊富そうで手を出しやすそうなのと、ネットワークやセキュリティにも関連しそうだと思うからです。

 

speakerdeck.com

 

また、PyConでは色々な企業がブースを出しており、それらを回るというのも一つの楽しみでした。LegalOn TechnologiesやBloomBergといった会社がいたのが印象的でした。個人的に、ChatGPTなどが出てきてから自然言語処理界隈がどうなっているのかを聞きたかったのですが、それを聞きそびれてしまったのは少し後悔しています。

 

今月は14問解きました。先月あまりできていなかったので、今月巻き返せて良かったです。今年中に700ACするという目標はおそらく達成できるだろうという見込みです。

 

  • マクロ経済

10月末の日銀会合で日銀は事実上の長期金利の上限の撤廃を行うことを発表しました。一時、日本国債長期金利は0.9%まで上がりました。ただ、思っているほどに円高にはなっておらず、1ドル150円近辺です。米国の長期金利が上昇しているというわけでもなくです。むしろ、米国の長期金利は下降気味なので、正直言ってなぜこのような為替になっているのか理解に苦しんでいます。これらの動向については注視し、これからどうなっていくのかを考えていきたいと思います。

 

  • 運動

毎日1分体幹レーニングをやることにしました。できる日もできない日もありますが、積み重ねは大事だと思うのでできるだけやっていきたいと思います。

 

  • 最後に

10月はそれなりに疲れが出てきた月だったように思います。ただ、PyConに参加したりしてリフレッシュできたと思うので、こういう機会を今後も大切にしていきたいです。
また、最近少し成長が鈍化している感覚や新鮮味やモチベーションが欠けてきているような感覚があります。そんな中で体幹レーニングを始めたりはしているのですが、根本的な解決になっているかは分かりません。

今は1年や3年単位の大きな目標がないので、そういったものを考えていくのが大事なのかもしれません。なので、長期的な目標を決めるというのを年内の宿題としようと思います。方向性だけでもいいので、そういうものが固まれば日常の中で何をするかという意思決定もブレずにやっていけるような気がします。

ということで今回の振り返りは終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

9月を振り返る

9月を振り返ろうと思います。

 

  • お仕事

仕事では研修が終わって8月に現場に配属され2ヶ月目ということになります。

8月は配属されて1ヶ月目ということでバグ修正などが多かったのですが、9月は新しい機能の開発などを任せてもらい、コードを書く機会が増えました。また、8月に比べてシステムの全体像やインフラ部分の理解などが進んできたので、右も左も分からないという状況は脱したように思います。

また、新卒にはエンジニアを育成するためのトレーナーという役割の人がつくので8月は質問をしていたのですが、そのトレーナーの方が質問してもあまり答えてくれませんでした。8月はそれもストレスになっていたのですが、9月からは他のチームメンバーに聞くという方法を取ることで問題を解消しました。

このように、チームでのコミュニケーションや仕事のやり方など色々と慣れてきたので、8月に比べると快適に楽しく仕事ができているように思います。

ただ、既にあるコードを読み解くという作業の大変さは変わっておらず、それは淡々とやっていき、成長していきたいと思います。

 

競技プログラミングは以下のように2問しか解けておらず、9月はあまり進まない月となってしましました。年内に700ACを達成するという目標に向けて、10月は取り戻せるように頑張っていきます。

競技プログラミング
  • マクロ経済

マクロ経済については、先月の振り返りでも書いたように円安が進み150円に迫る勢いとなっています。国内のIT企業としてはAWSなどのクラウド料金の増加につながるので、痛手となっているように思います。

theta00.hatenadiary.com

 

 

  • 個人的なこと

1. 個人的なこととしては、9月末に父親の還暦を祝う旅行に行くなどしました。父親もいつ死ぬか分からないなと思いました。

2. また、趣味活動では9月半ばにアウトプットの機会があり、一つの区切りとなったように思います。仕事以外にそのような場があるのは、よいと思いました。ただ、その疲れが出たのか、9月後半は仕事もプライベートも力が発揮できなかったように思います。

3. 9月の中旬くらいに中高の友達と居酒屋で飲んでいた時に隣にいた男女2人と仲良くなりました。そのつながりで敬老の日にフットサルに参加しました。いろいろな仕事の人たちがいて、フットサル終わりに飲み会をしました。いろいろな話が聞けて楽しかったので、そういう人の繋がりを広げていきたいなと思いました。

 

  • 終わりに

今回はこれで終わります。だんだんと新しいことも少なくなってきており、よく言えば慣れてきました。悪く言えば、新鮮さがなくなってきているという感じでしょうか。
完全に守りに入ってしまうと良くないので、時々は一歩外に踏み出して違う世界を見てみるみたいなことをやっていきたいと思います。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

8月を振り返る

8月を振り返りたいと思います。

 

  • お仕事

7月までで研修が終わり、8月から現場に配属となりました。8月は分からないことだらけで苦しい日々が続きましたが、徐々に慣れてきております。
初めは巨大なリポジトリに圧倒されて「何も分からない」という状態が続き、質問しようにも何を質問したらいいか分からないくらいさっぱり分かりませんでした。ほとんど分からないということに8時間向き合うというのがこれほど大変なのか、ということを思い知らされました。残業を全くしていなくても、業務が終わるとぐったりしている感じでした。それくらい大きな負荷がかかっていたのだと思います。ただ、それも成長している証だというように捉えるようにはしていました。

というような感じで8月はそれなりに疲れのある月だったように思います。8月後半には飲み会もあったのですが、疲れのせいかあまり体調が優れずに欠席するなども起きてしまいました。
ただ、残業などはほとんど行っておらず、毎日8時間分からないことに向き合うというのが大変だったという感じでした。(7月の方が残業はしてました)

配属されて1ヶ月目で環境の変化もあったので当然といえば当然だと思います。特に、成果も求められなかったので、心理的負担も少なくて済みました。これから下期(6月〜12月)にかけてしっかりと成果を出せるように成長していくというのが現在の目標です。

 

 

  • マクロ経済

ここ1年のドル円の推移

さて8月のマクロ経済で注目していたのは、ドル円の推移です。上のグラフは過去1年間のドル円の推移のグラフですが、この2, 3ヶ月でかなり円安が進行しています。去年の10月頃の1ドル150円に迫る勢いで円安が進んでいます。
8/1時点では1ドル142円でしたが、9/17で147円まで円安が進行しました。これは基本的には日米の金利差が拡大しているためだと思います。ここ半年での日米の金利は以下のような推移になっています。

上: 日本, 下: 米国(10年国債金利


このグラフを見れば分かるように、4月時点で米国の10年国債金利は3.5前後なのに対して、8月には4.0前後となっています。一方で、日本の10年国債金利は4月時点で0.5、8月では0.6前後あたりです。
7月末にYCC修正かとニュースになっていた日銀ですが、米国の金利と比べれば誤差みたいな修正だというのが分かります。日本は米国ほどインフレにならなかったので、未だに金融緩和をしていますが、その副作用は明らかに円安という形になって現れています。


いつまで日銀が緩和政策を行うのか分かりませんが、このまま円が弱くなるということであれば、本格的に外資系企業への転職または海外への出稼ぎを考える必要が出てきているように感じます。
このように昨今の円の弱さを見れば英語を勉強していくということが、割りの良い投資になると考えています。




8月の進捗(AtCoder


競技プログラミングの8月での進捗は4ACでした。大体週1のペースで解いている計算になります。解いている問題のレベルはとても易しく、「虚無埋め」レベルではあるものの、仕事で体力や気力を奪われていた8月もしっかりと進めれたのはよかったと思っています。現在668ACなので、目標の700ACまではあと32問ということになります。
年末までにこれをしっかりとやっていくということを目標にしていますので達成できるように頑張っていきます。

 

 

  • 終わりに

以上が8月の振り返りです。
まだまだ書けることはいっぱいあるような気がするのですが、この辺でやめておきます。もっと技術的なインプットをたくさんして、テックブログを書きたいという気持ちはあるのですが、その余裕もまだありません。来年2024年から始めるくらいを目標にしたいと思います。
また英語も9月か10月くらいから始めようかというのを6月の振り返りブログには書いていたですが、もしかしたら来年スタートにスライドさせるかもしれません。

というような感じで今月は終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。